「 副大臣やだ、やだ!」 社民大混乱 民主あきれ顔 「 付き合いきれない … 」
(産経新聞) 2009年9月21日(月)08:05
頑固に 「 護憲 」 を掲げる社民党が、鳩山由紀夫首相が率いる連立政権でさっそく足をひっぱり始めた。
社民党きっての論客である 辻元清美衆院議員の国土交通副大臣起用をめぐっても大混乱。
組閣翌日に副大臣辞任というハプニングが起きる寸前だった。
社民党は衆参 12人の小所帯だが、外交・安保政策だけでなく、政権運営面の 「 火種 」 となりかねないドタバタぶりに、民主党からは 「 付き合いきれない 」 ( 党幹部 ) とため息が漏れている。
18日午後、国会内の社民党控室で、辻元氏は国交副大臣就任を駄々っ子のように拒み続けた。
辻元氏 「 やだ、やだ、やだ、やだ!」
阿部知子政審会長 「 そんなのダメ。 やりなさい!」
辻元氏 「 ( 福島瑞穂 ) 党首が閣議で署名しちゃってるんですよ。 もうどうしてくれるんですか、幹事長!」
混乱は 17日夜に始まった。
前原誠司国交相から電話で副大臣就任の要請を受けた辻元氏は、社民党国対委員長であることを理由に断り、対応を重野安正幹事長に一任した。
これを受け、重野氏は党首の 福島瑞穂消費者・少子化担当相と協議しようとしたが、電話がつながらず、福島氏は 18日午前の閣議で、辻元氏の名前が掲載された副大臣名簿に署名してしまった。
ところが、福島氏は閣議後の記者会見で 「 サインはしていない。 平野博文官房長官からは 『 調整中の方がまだ何人かいる 』 とのことだった 」 と署名の事実を否定。
最後は署名したことを認めたが、なぜ辻元氏の意向を踏まえず署名したのかは定かではない。
辻元氏の抵抗を受け、社民党幹部は 18日夜の副大臣認証式までに閣議の決定を撤回させようと動いたが、官邸サイドは 「 できません 」 ときっぱり拒否。
重野氏は国民新党幹部に 「 連立政権として十分な意思疎通ができていない 」 と不満をぶちまけたが、もはや白旗を上げるしかなかった。
社民党の混乱に民主党幹部は 「 党内の連携ミスの責任をこちらに押しつけられても困る 」 とあきれ顔。
辻元氏が国対委員長職に固執した理由は分からないが、辻元氏は 平成 15年に秘書給与流用事件で詐欺容疑で逮捕され、翌年 2月に有罪判決を受けた。
自民党幹部は 「 内閣に入ってくれた方が攻撃しやすい 」 とほくそ笑んでいる。 ( 原川貴郎 )
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大の成人同士が、実際にそんな会話をしたとは、とても信じられませんが、女性の振る舞いについて、このように記述するのが、サンケイ新聞の特徴である、と思って読むより無いようです。
21世紀に入ってからも、「 牝鶏晨す 」 ( ひんけいあしたす ) を根拠に、根気良く政治に女性は要らぬという持論を展開している サンケイ新聞ならではの会話の表記方法だと、毎度感心?させられています。
ま、それやらこれやら、サンケイの遣り口について、詳しくはこちらでどうぞ!
http://akilas.jugem.jp/?eid=203
そう言えば、さしものサンケイ新聞も、最近、女性に 「 氏 」 の称号を使うようになりましたね。
時代の流れに抗いきれなかったのでしょうか ・・・?
( どうして、抗う必要が有ったのか、を わたしは知りませんが。)