教科書会社の2社が訂正申請 沖縄での 「 軍の強制 」 記述を復活
(共同通信) 2007年11月2日(金)09:26
沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、教科書検定
審議会の検定意見で日本軍の強制に関する記述を削除、修正した教科書会社
5社のうち東京書籍 (東京) など2社が1日、軍の強制を示す記述を
復活させる内容で文部科学省に訂正申請した。
一連の問題で訂正申請したのは初めて。残る教科書会社も訂正申請する
予定で、文科省は検定審に訂正を承認するか審議を求め、年内に結論が
出る。
■■□―――――――――――――――――――□■■
集団自決の記述をめぐっては、教科書検定審議会の意見で 「 軍の強制が
あった 」 との部分が削られ、沖縄県民を中心に批判が高まっており、5つ
の教科書会社のうち2社が、これまでに、集団自決について書き直した訂正
申請を行っていたのを受け、渡海大臣が、検定審議会の会長に申請の内容
について専門的に調査するよう要請した。・・・ というものです。
近く、メンバーが集められて審議される予定ですが、訂正申請を受けての
開催は極めて異例のことなので、半歩前進という所でしょうか?
最初に訂正申請した東京書籍の場合、内容は、「 集団自決においこまれ
たり 」 という検定後の記述を、「 日本軍によって 『 集団自決 』 においこま
れたり 」 と変更し、日本軍が主体であると明示されます。
また、「 『 強制集団死 』 とよぶことがある 」 という注釈を加えて強制性を
強調することになるようです。( ここまでは、元に戻しているらしい。)
更に検定意見撤回を要求した沖縄の県民大会にも言及。軍命令に関する
証言も加え、検定以前よりも踏み込んだ内容としています。
この問題に関しては認めることを指して一部に、「 お前は何人だ?」 とか
「 非国民だ 」 と罵り倒す風潮が有るようですが ( 誰とは言わんが某産業
経済系の新聞社中心。日経新聞ではありません!)、あとになって認める
ことすら出来ないような行為は最初から為されるべきではなく、やってしま
った事を、未だ存命の証人が大勢居る内に恥知らずな揉み消しを計ること
に、愛国的意義もクソも有りません。
そんな所に愛国心を感じて、納税の義務すら果たさず、遊び暮らして簡単
に自己破産、その後生活保護で気楽に暮らしていたという人からの攻撃が
長く続いていたのですが、後にその人には日本国籍が無いと分かって、
こういうのって何かの陰謀なのだろうか?と訝ったものでした。
そんな人に愛国心を説かれ、真の愛国心とは生活保護を受けて、好ましく
ない過去を頑強に否定し続けることだ ・・・ を、やたら阿呆・馬鹿の入り混じ
る論争とも言えない罵倒としてぶつけられていたって、一体何なの?
と思った次第。( 時間的にも長く続きましたしね!)
ま、全部の右翼思想がそうだとも言いませんが、こんな形で間違った愛国心
を普及させようという輩も居ます。
信じて皆で納税しなくなれば、国は簡単に弱体化しますので御用心を。
(。・・。)(。. .。)ウン