ハイチ大地震の被災者に千羽鶴を ミクシィで広がる支援の輪
産経ニュース 2010.1.25 18:32
「 家族を失った人たちに1人じゃないことを伝えたい 」 −。
ハイチ大地震で被害を受けた人たちに、千羽鶴を贈って元気になってもらおうという動きが、インターネットの会員制コミュニケーションサイト 「 mixi 」 (ミクシィ) で広がっている。
呼びかけ人の会員の元にはすでに全国から鶴が多数寄せられており、今後、NGOなどを通じて被災地に送られることが検討されている。
清瀬市のアクセサリー作家、中村ゆりさん (34) は今月中旬、長男の風汰くん (4) と一緒に、ハイチの地震被害者たちに心を込めて千羽鶴を折った。
羽の部分には、復興と回復への思いを込め、ローマ字で自分たちの名前を書いた。
中村さんは地震が起きた直後、日本赤十字社を通じて現地に義援金を送った。
しかし、テレビでは毎日、多くの人々が倒壊した建物のがれきの下に取り残され、食料を求める人々の様子が映し出される。
「 日本にいて、何も助けられない自分がもどかしかった 」 という。
そんなとき、参加している 「 mixi 」 の会員が、鶴を折ってハイチに送ろうとしていることを知った。
「 これなら日本にいる自分にもできる 」。
そう思った中村さんは早速、千羽鶴活動に参加することにした。
近所の友人らに声をかけて鶴を集め、近く呼びかけ人でワクワククリエーターのみぃやさん (21) = 大阪府吹田市 = の元に送る意向だ。
みぃやさんは今年初旬、兵庫県淡路市の北淡震災記念公園を訪ねたとき、海外の人たちが手形を寄せてくれていたことに感銘を受けた。
その直後にハイチで地震が起き、mixi 上で友人に何かができないか問いかけたところ、千羽鶴のアイデアをもらったという。
折り紙は 7・5センチ四方のものに統一し、思いを伝えるため、1人1つの鶴に限定して募集していることを今月15日、日記に書いたところ、全国から多くの反響が寄せられた。
そこで、みぃやさんはすぐに友人に協力を呼びかけ、事務局が関東や中部など全国に 5支部を設置した。
「 食糧不足の中で、千羽鶴を集めても、しようがないとの批判もあった。 でも被害者の中には、家族を失って悲しんでいる人が多くいる。 そんな人たちに国は離れているけれど、鶴を贈ることで、1人じゃないよという気持ちを伝えたかった 」 と、みぃやさん。
集められた鶴は糸でつなげて千羽鶴にし、ハイチの情勢が落ち着いたころに、NGOなどを通じて現地に届けたい意向だ。
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こんなのを実行したら、国際問題になるかもね!
ハイチの情勢が落ち着いたころに ・・・ とか書いてあるけれど、そんなのは何年も先の話だと思う。
だのに何故、現在あのような状況を晒しているハイチを思い浮かべて、千羽鶴なんぞを思い付くのだろうか ・・・ ?
昨夜読んだこの記事に、まだ怒りが治まらない。
発案者が行って、直接手渡して殴られて来れば良いと思う。
自分が飢えと暴力の中に居て、命が危ういというとき、さあほらって、食べ物の代わりに千羽鶴を差し出されたら、どんな気持ちがするだろう?
その発案者が交通事故か何かで死に掛けたときには、救急車を呼ぶ代わりに、折鶴を差し出して、ほら、気持ちがこもっているでしょう?とか言ってやりたい!
・・・ そして毎度の事ながら、何故こういう事態に限って産経新聞は、それを美談のように取り上げるのかと疑問に思う。
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